「バリデーション」を生かそう! 「バリデーション」がもたらす2つのメリットとは

2017年10月12日

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「 バリデーション」は“認知症の人”と“介護者”の双方にメリットがあります
バリデーションは認知症の人に効果があるだけでなく、介護者側にもメリットがあるといわれています。双方のメリットを見てみましょう。

介護者のメリット

コミュニケーションのスキルが上がる(上図)
バリデーションの手法を身につけることで、人の話を聞く、人を受容するという力がつき、認知症の人はもとより周囲の人とも上手にコミュニケーションがとれるようになり、職場での人間関係もスムーズになります。


介護職としての自信が生まれる
認知症の人の表情がよくなる、BPSDが減るといった変化を実感し、成功体験を積み重ねることで、仕事への誇りや自信が生まれてきます。自分の存在に価値を見出すことができ、仕事にも意欲的に取り組めるようになります。

 

認知症の人のメリット

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心に溜まっていた思いを表に吐き出すことができる
認知症の人は、認知症であることの不安や過去の悲しみ、苦しみ、怒りなどを心に閉じ込め、ふたをして生きています。バリデーションにより、その心のふたが取れると、溜まっていた思いを表に出すことができます。すると、前向きな気持ちで生きることができます。


心に余裕が生まれ、再び他者との交流を持つことができる
心に溜まっていた感情を吐き出した分、気持ちに余裕ができて穏やかになります。そうすると周囲の人とのコミュニケーションもとりやすくなります。他者との交流は楽しい、うれしいという感情を増やすことにつながります。
監修/都村尚子(つむら なおこ)
関西福祉科学大学社会福祉学部教授。「公認日本バリデーション協会」のバリデーション・ティーチャーとして講習を行うなど、介護現場でのバリデーションの普及に力を入れている。著書に『バリデーションへの誘い』(全国コミュニティライフサポートセンター)がある。

イラスト/かまたいくよ
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レクリエ 2017 11・12月号53ページに掲載

おもなレク
レク1 秋の壁画 銀杏並木の散歩道
レク2 雪の結晶のオーナメント
レク3 掃除・洗濯のためのゲーム&レク
レク4 「バリデーション」を生かそう!
レク5 認知症ケア〜トイレ介助編
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