掃除・洗濯改善レク 掃除・洗濯動作改善に必要な4つのポイント

2017年10月11日

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ここでは、主に腕の動きとそれを助けるその他の部分のトレーニングを中心にご紹介しています。筋力やバランス感覚向上のためのトレーニングと組み合わせて行うと、より効果的です。

1 足指の曲げ伸ばしと前傾運動(上図)
ほうきで掃いたり、掃除機をかけたりといった掃除中の動作は、体幹を前傾する動きが必要になります。また、前傾するときに足指を曲げると、踏んばりやすい状態になり、前傾しやすくなります。そのため、足指の曲げ伸ばし運動と、前傾動作を最初に行っておくと、他の運動も行いやすくなり、準備運動にもなります。

2 肩と足関節の協調運動

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物干し竿に洗濯物をかける、荷物を少し高いところに片付ける等の動作は「背伸び」に近いので、肩関節を上げる運動を行います。背中の動きを助けるためには、肩関節を上げると同時につま先立ちをする協調運動が効果的です。

3 上肢関節を同時に曲げる運動

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雑巾をしぼるときは、肩関節、ひじ関節、手関節、指関節の全てが同時に屈曲し、さらにそれが左右同時に行われます。そこで、腕を伸ばし切ってから、肩、ひじ、手首、手指を同時に曲げる運動が効果的です。上肢(じょうし)の関節が動かしやすくなると、洗濯物をたたむなどの細かい作業にもよい影響が期待できます。

4 腕の高さを変えて振る運動

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拭き掃除は、上肢の反復運動という協調性に加え、掃除の内容によっては、持続性も求められます。腕の高さを変えて振る反復運動を行いましょう。片方ずつでも、両腕同時に行っても構いません。持久力をつけたい場合は、次の日に疲れが残らない程度の時間で行います。
監修/尾渡順子
社会福祉法人 興寿会 教育実践研修センター、認知症介護レクリエーション実践研究センター所長代理。介護現場での実践者として日本各地でレク研修を行っている。

監修/飯田良孝
社会福祉法人 興寿会 老人デイサービス興寿苑介護福祉士。

監修/田中義行
株式会社大起エンゼルヘルプ理学療法士。一般社団法人日本介護技術協会理事。更なる技術や知識向上を目指し、介護技術の開発や介助が困難な事例の対応方法などを研究している。

イラスト/イシカワモトコ みやれいこ
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この記事が掲載されている号

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レクリエ 2017 11・12月号23ページに掲載

おもなレク
レク1 秋の壁画 銀杏並木の散歩道
レク2 雪の結晶のオーナメント
レク3 掃除・洗濯のためのゲーム&レク
レク4 「バリデーション」を生かそう!
レク5 認知症ケア〜トイレ介助編
レク6 今日は何の日?11月[霜月]
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