うまくいかないのはなぜ? 体を洗うのを嫌がる人への声かけ[認知症ケア]

2017年06月22日

#

Q 体を洗うのを嫌がる人にはどう対応したらいいでしょうか?
気持ちよさそうに湯船につかるBさん。温まったようなので体を洗おうとすると、急に嫌がりはじめます。声をかけながらやっているのですが、ほとんど洗うことができず、どうしたらいいのかわかりません。

20170622_02


A 不安が強く、嫌がる人には「ゆっくり」「やさしく」洗いましょう
【対応のポイント】
まずは利用者の目を見て、「洗いますね」と笑顔でゆっくり声をかけると、言語的理解が低下している人にも安心感を与えられます。同時に介護者自身も落ち着き、ゆっくりとしたケアにつながります。

体をこする時もゆっくり大きな動作で。高齢者は皮膚が弱いので、泡洗浄やスポンジなどで優しく洗うようにします。素早くこすったほうが効率的だと思いがちですが、時間はほとんど変わりません。

腕や手はつかむのではなく、手を添えて持ち上げるようにします。また、どうしても体を洗うのを嫌がる場合は、脇や乳房の下、下腹部など、皮膚トラブルの起こりやすい部分のみを洗い、あとはお湯をかけるだけでもかまいません。利用者を思いやる気持ちが伝わるようなケアを心がけましょう。
監修/伊東美緒
東京都健康長寿医療センター研究所研究員、看護師、保健師。介護施設や在宅での認知症ケアを研究。著書に『認知症の方の想いを探る~認知症症状を関係性から読み解く』など。

文/高野千春 イラスト/田上千晶
このページを印刷する このページのURLをメールで送る

この記事が掲載されている号

#

レクリエ 2017 7・8月号60-61ページに掲載

おもなレク
レク1 夏の壁画 海辺のハイビスカス
レク2 伝承の飾りで「七夕リース」
レク3 口腔・食事のための体操&ゲーム
レク4 ホットプレートでスティックお好み
レク5 認知症ケア~入浴のケア編
レク6 医療連携での介護職の役割
内容を詳しく見る amazon.co.jpで買う 楽天ブックスで買う

お知らせ

お知らせの一覧を見る

今日は何の日?

5月27日

三代目若乃花横綱昇進
若乃花と貴乃花の「若貴兄弟」。横綱昇進は、弟の貴乃花が22歳と早かったのに対して、兄の若乃花は27歳の時。1998(平成10)年5月場所後の5月27日でした。
今月の暦を見る

記事を探す

レクを探す
話のネタを探す
読み物を探す
レク素材を探す
レクリエ本誌
レクリエ公認ブログ
LINE@
レクリエブックス
レクリエチャンネル
介護クリップ